アメリカ三大トレイルのひとつ、パシフィッククレストトレイル(通称:PCT)を歩いて旅したやまゴリラの旅日記。
PCTはメキシコ国境からカナダ国境まで、アメリカ西海岸を南北に縦走する総距離4265kmのロングトレイル。スルーハイク(全行程をを1シーズンで歩き切ること)にはおおよそ4〜6ヶ月を要する。
衣食住のすべてをバックパックに詰め込み、アメリカの大地を放浪する旅の中でやまゴリラはなにを見て、そしてなにを感じたのか…。
そのすべてを綴った旅日記。
日本出国 憧れのパシフィッククレストトレイル
いざロングトレイルの旅へ
2022年5月7日、本日ついに念願だったアメリカへ旅立ちます。
最初の目的地のサンディエゴまで、伊丹→成田→サンディエゴとほぼ直通。
経由便と比較して料金は多少かかりましたが、このご時世で色々な国を経由するのは少しリスキー。(2022年は各国で入国規制がされており、なるべく経由便を避けたかった。)
旅の目的はパシフィッククレストトレイル(通称:PCT)のスルーハイク。
PCTとはアメリカ西海岸のCampoというメキシコ国境の町からManningparkというカナダ国境の町まで約4265kmのロングトレイル。
そのトレイルを衣食住のすべてをバックパックに詰め込み、山と街そして街と山とをつないでひたすら歩いて4〜6ヶ月間旅をする。
そんなロマン溢れる旅なのです。
※下記がPCTの公式サイト。情報収集やパーミットの取得ができる。


昨日、大阪駅付近でPCR検査を受けて無事に陰性。
ワクチンも3回接種済み。
(2022年5月現在、アメリカの入国は出発1日以内の陰性証明書、ワクチン接種証明書、宣誓書の提出が必要です。)
コロナ禍で世界情勢がめまぐるしく変化する中、入国規制やコロナの状況を日々チェックしていたことを懐かしく思います。
以前のように気兼ねなく海外旅行が出来る日常が戻ってきてほしいですね。

”ひと”っていいな
出発の朝、おそらく多くの人がこれからの旅に胸を膨らませる中、私が思うことは『人間っていいな』ということ。
出発前多くの友人たちが、
わざわざ遠方から会いに来てくれたり、
前泊している宿に直筆の置き手紙を届けてくれていたり、
SNSでメッセージをくれたり。
そしてパートナーが本当に自分を大事にしてくれてるんだと再認識できたり。
そんな温かく刺激的な人たちに囲まれてることを幸せに思います。
以前の私は人付き合いを軽視しており、人見知りな性格も相まってどちらかというと一匹狼タイプ。
『一人で行動する事がかっこいい。』
『他人に依存するなんてどうかと思う。』
そんな風に考えてました。
しかし、今回PCTの旅をすると決めて、
多くのかっこいい人達と知り合い、
人の輪が広がり、
色んな考え方を吸収させてもらい、
行動や思い描く未来が変わりました。
自己を形成する大きな要因は周囲の人たち的な名言もあったかと思います。
以前は見向きもしませんでしたが、今はすごく共感できますし、自分の好きな道へ向かっていればおのずとそんな出会いもあるんだなと。
皆んなと出会えて見る世界が変わったし、心の支えにもなっています。
そんな人たちを一生大事にしていきたいです。
では、いってきます!
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